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2018.03.01 ブログ
設備紹介 ~ワイヤ放電加工機~
設備紹介 ~ワイヤ放電加工機~

皆さん、こんにちは
国光スプリング工業の仲井です。

3月に入り気温の寒暖差が少しずつ出てきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調などを崩さない様に、十分に気を付けたいと思う今日この頃です。

さて、今回は設備導入のご報告をさせていただきます。

私の所属している金型課に、ワイヤ放電加工機を導入しました。
弊社はワイヤ放電加工機を2台所有しています。
主に自社で設計した金型を製作する、主力の加工設備です。

『ワイヤ放電加工機って何?』

ワイヤ放電加工機とはワイヤ電極に電気を流し、電極と鉄(ワーク)の間に放電をさせて鉄を溶融させて形状を成形します。
簡単に言うと、電気の熱で鉄を溶かして部品を作る機械です。

形状はCADCAMソフトを使用して部品図面を作成し、加工データを作っています。
CADCAMソフトを使用する事により、複雑な形状も素早く加工データに変換できます。

CADデータ

CADデータを元に製作した部品

 

旧型 三菱電機ワイヤ放電加工機 『DWC90SB』

弊社では1994年に最初のワイヤ放電加工機を導入しました。

当時は最新の機械として導入しました。
高度な加工精度を要求される時代の中で、弊社に大きな技術力を植え付け、今までよく稼働してくれたと思います。

新型 三菱電機ワイヤ放電加工機 『MV1200R』

旧型機の老朽化もあり、次世代にバトンタッチという事で更新の準備を進め、今年2月に新型機の導入が完了いたしました。

加工精度向上・加工速度向上・操作性向上を目的として機種選択をしましたが、最新の設備なのでデザインもかっこいいですね。

MV1200Rで加工した部品サンプル集はこちら

今までと違い、加工面の面粗さが非常にきれいで、精度も0.001mm単位の部品加工が実現できています。
また、加工速度も上がっているので、更なるコスト削減・短納期が実現できると思います。

弊社では、単品の部品加工なども対応いたしております。
ぜひ、私どもにご相談ください。

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国光スプリング工業は、ばねの製造・販売会社として設立以来、特に「精密小物ばね」や「極小ばね」についてお客様から高い評価を獲得してきました。モノづくりが進化するなかで、ばねに対するニーズは年々複雑化・高度化し、品質・コスト・納期など一段とハードルが高くなってきています。様々な課題やご要望にお応えするため、国光スプリング工業では、設計、生産、検査、納品までのすべてを自社で完結できる体制(自社一貫体制)を構築し、改革・改善を進めてきました。その結果、現在は難度の高い製品や2 次加工、3 次加工を伴う「ひとひねり必要なばね製品」にも迅速に対応できるようになり、それらは現在私たちの得意分野となっています。

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