ブログ・お知らせ
皆さん、こんにちは
国光スプリング工業の仲井です。
3月に入り気温の寒暖差が少しずつ出てきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調などを崩さない様に、十分に気を付けたいと思う今日この頃です。
さて、今回は設備導入のご報告をさせていただきます。
私の所属している金型課に、ワイヤ放電加工機を導入しました。
弊社はワイヤ放電加工機を2台所有しています。
主に自社で設計した金型を製作する、主力の加工設備です。
『ワイヤ放電加工機って何?』
ワイヤ放電加工機とはワイヤ電極に電気を流し、電極と鉄(ワーク)の間に放電をさせて鉄を溶融させて形状を成形します。
簡単に言うと、電気の熱で鉄を溶かして部品を作る機械です。
形状はCADCAMソフトを使用して部品図面を作成し、加工データを作っています。
CADCAMソフトを使用する事により、複雑な形状も素早く加工データに変換できます。
旧型 三菱電機ワイヤ放電加工機 『DWC90SB』
弊社では1994年に最初のワイヤ放電加工機を導入しました。
当時は最新の機械として導入しました。
高度な加工精度を要求される時代の中で、弊社に大きな技術力を植え付け、今までよく稼働してくれたと思います。
新型 三菱電機ワイヤ放電加工機 『MV1200R』
旧型機の老朽化もあり、次世代にバトンタッチという事で更新の準備を進め、今年2月に新型機の導入が完了いたしました。
加工精度向上・加工速度向上・操作性向上を目的として機種選択をしましたが、最新の設備なのでデザインもかっこいいですね。
MV1200Rで加工した部品サンプル集はこちら
今までと違い、加工面の面粗さが非常にきれいで、精度も0.001mm単位の部品加工が実現できています。
また、加工速度も上がっているので、更なるコスト削減・短納期が実現できると思います。
弊社では、単品の部品加工なども対応いたしております。
ぜひ、私どもにご相談ください。
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