ブログ・お知らせ
皆さんこんにちは。
品質管理課の川廣です。
弊社では精密ばねを得意としております。
高い精度を要求される精密なばねの製作には、測定機器の管理が重要となります。
そこで今回は、検査設備について紹介します。
自動ばね試験機
荷重負荷10Nから最大5000Nの測定が可能なばね試験機を製造工程、検査工程に設置しています。
ばねの仕様に最適な試験機で荷重管理を行っています。
画像寸法測定器
複雑な形状の製品や線細工ばね等、短時間で高精度の測定ができます。
製造部門・品質管理部門で測定データを共有し、寸法管理を行っています。
デジタルマイクロスコープ
実体顕微鏡、金属顕微鏡、測定顕微鏡の機能があり、0~5000倍の拡大観察が可能です。
また、超解像HDR機能により微細な部分や、深度合成による3D画像化により凹凸部等、
今まで見ることが困難な部分も観察が可能となり、製品の形状、表面状態の確認や、破面解析に活躍しています。
専用測定治具の設計・加工
既存設備で測定できない場合は、弊社にて専用治具を設計・製作いたします。
そのため、様々な形状の製品に対応することができます。
紹介しました精密機器・設備はメーカーの校正はもちろん、
マイクロメーター・ノギスなどの工具も定期検査を行い、厳重な管理をしております。
今後もお客様からの要求を満たせるよう、品質の向上に従業員一同努めてまいります。
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