ブログ・お知らせ
皆さんこんにちは。
製造2課の依田です。
弊社では線ばねの主な対応範囲として、線径0.06~4.0まで製作しております。
今回はその中で、線径の細いばねについて紹介させて頂きます。
ちなみに線径0.1以下のばねの大きさはご想像つきますでしょうか。
普段の生活では目にしないので、あまり馴染みがないかと思います。
線径0.1以下のばねと1円玉の比較
私は初めて見た時、「小さい!! 無くしてしまいそう!」と思いました。
そんな小さすぎるばねの管理方法を、一部ご紹介させて頂きます。
通常ばねは重さで個数を計ります。
小さなばねは1個の重さが非常に軽いため、エアコンのそよ風でも計量器が不安定となり
数量に誤差が生じます。
正確な計量をするために計量器を風防で囲むことで、
風が当たらないように工夫しています。
計量器 (風防有り)
また、このような小さなばねになりますと静電気も大敵です。
特に乾燥した時期は、静電気を帯びた箱やビニール袋にくっついたりと大変です。
そのため残留品の混入が無いよう計量場は、整理整頓を心がけています。
担当者曰く、小さなばねを扱う作業は細心の注意を払うため、
思わず息を止めて作業することもあるそうです。
計量場の作業机
一部分ではありますが、ばねの管理方法を紹介させて頂きました。
最初に線径0.06~4.0までと言いましたが過去には線径0.03のばねを製作した実績があります。
ばね製造のプロが親身になって対応させていただきます。
是非、お困りの際はお気軽にお問合せ下さい。
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